スポーツ医学検定は、『スポーツのケガを減らし、笑顔を増やす』を理念に、スポーツが広く根付く社会を築くには、トップレベルのアスリートのみではなく、子どもから高齢者までが安全で楽しくスポーツに取り組める環境が必要で、より安全でケガの少ないスポーツ環境を作るため、メディカル関係者が持つスポーツ医学の知識を、スポーツ指導者、スポーツ選手の保護者、マネージャー、そしてスポーツ選手自身に広めたいと考え誕生しました。
本校理学療法学科では理学療法士としてスポーツに関わりたいと考えている希望者を対象とした検定試験合格に向けた講座を特別授業として開講して全力でサポートします。



福祉系の大学科目も学び、来るべき超高齢化社会に対応できる大卒の理学療法士を育成します! 東京福祉大学社会福祉学部社会福祉学科社会福祉専攻と併修

まずは理学療法の基本に加え、社会福祉の基本知識も習得。見学実習では理学療法士の役割・業務を学び、実践的な授業でソーシャルワークも学びます。3年次以降は障がいの予防と治療に関する知識・技術習得のための運動療法演習や評価実習・総合実習で治療のための多様な知識と実践力を医療現場で身につけます。

他校とここが違う!6つのメリット

  • 東京福祉大学の卒業資格を取得し大卒として就職ができる!

  • 国家試験は足切りなし!!全員受験・全員合格をめざした国家試験対策!

  • 東京福祉大学の科目で、理学療法の専門家にも必要な介護保険など福祉の知識が学べる

  • クラス担任制による親身な指導

  • 臨床経験豊富な先生(認定理学療法士)から実践的な知識・技術を学べる

    ※認定理学療法士は理学療法士協会の認める上位資格となります。

  • 文部科学大臣認定の職業実践専門課程

学習の特色

大卒+αの力を身に付け、現場に強い理学療法士に!

4年間の授業で、理学療法専門科目と福祉系大学科目を修得します。
これにより、多くの現場で必要とされる高い技術をもった理学療法士をめざすことができます。

理学療法専門科目

理学療法の理論を理解し、必要な知識や技術を修得します。また、国家試験に向け徹底した指導、本学園独自の国家試験対策講座により、難関の国家試験に合格する力を身につけることができます。

福祉系大学科目

東京福祉大学のカリキュラムによって、介護保険制度やソーシャルワーク理論など、リハビリテーションにも必要な社会福祉についても学ぶことができます。


福祉に強い! 現場に強い! レベルの高い!

理学療法士に!!

1ランク上の専門家として活躍できる!

  • 大学の学習で身に付けた福祉領域の知識を患者様やご家族の対応に生かせる。

  • カルテや報告書書類を作成する高い文章力が身に付いている。

  • 最新の医療機器の使用技術に精通し卒業後も本校の設備を活用しながらリハビリを行える。

  • 患者様にあったリハビリ計画を立案できる思考力、問題発見・解決能力が身に付いている。


令和3年度 卒業生就職実績

卒業生の主な取得資格

主な就職先(業種)

など


理学療法士の魅力

起きあがる、座る、立つなどの基本動作・機能回復を目的に、運動療法、電気・光線治療、マッサージなどの物理療法を行う理学療法士。
高齢化社会が訪れた現在は、医療現場以外でも福祉施設などに活躍の場が広がっています。

理学療法士とは? さまざまな物理療法を行うリハビリテーション専門職

理学療法士(Physical Therapist, PT)は、医療従事者の一員であり、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士とともに、リハビリテーション専門職と称されるうちの一つであり、国家資格です。 

理学療法士の仕事は、理学療法を受けている患者様、障害者の方々から「歩けるようになった」、「回復して退院することができた」、「ありがとう、良くなりました」などと笑顔を見せてもらえた時に「やりがい」を感じます。

身体に障害を抱えてしまった人たちと真正面から向き合い、信頼関係を築き、一緒になって障害を受け入れ(障害受容)、家族も含めてサポートをします。患者様が本格的な社会復帰をする際は、作業療法士にバトンタッチしてリハビリを続けます。

理学療法士の就職は? 資格を武器に、安定した生活ができる!

本校には毎年700件を超える求人が来ているため、新卒で就職先を探す際も一般企業より探しやすい状況にあります。また、諸事情により転職する場合も、「理学療法士」の資格を持っていることで、新たな職場を見つけやすくなります。

また、理学療法士を募集している病院、法人、施設などは決まったエリアにあることが多いので、引っ越しを伴う転勤は少なく、安定した生活ができる傾向にあります。

理学療法士の収入は? 大卒の学歴と資格手当で手取りアップの可能性大!

理学療法士の基本給は一般企業との差はほとんどありません。そして東京福祉大学卒業資格と理学療法士の国家資格を取ることで2万~4万円の資格手当が出る病院、施設が多くなっています。


充実した国家試験対策【2021年度実施例】

過去問から基礎を習得

4年次10月中旬から国家試験に過去出題された問題を元に作成された4つのテキスト(理学療法の基礎について、理学療法の治療について、解剖学や生理学等医学の基礎について、臨床医学について)を1コマ約10~15ページずつ、問題数約10~20問を1限目から4限目まで読んで暗記し問題を解くことを行います。

傾向を反映した模擬試験

自分の弱点が分かってきたら、4限目にその日のまとめや模擬試験の復習、苦手分野の強化にあてます。これを12月中旬まで続けます。11月、12月に2度ずつ、医療系テキスト出版社の模擬試験を行います。

夜間学習で最後の追いこみ

12月中旬からは復習、まとめ、模擬試験の復習、過去5年間に国家試験に出題された問題を9割正答できるまで解き続けます。また、これまでの1~4限に加え夜間学習が始まり、年末年始(一部休みあり)も行われます。そして1月からは過去10年間に国家試験に出題された実地問題をグループで行い、より高い点数が取れるよう強化していきます。これを試験日直前まで行い、本番に備えていきます。


注目の最新設備「Vicon」を自由に使えます!

VICONは、オックスフォード大学が開発した3次元動作解析器、いわゆるモーションキャプチャーです。皆さんもゲームや映画のCGを作成する時に全身に銀色のボールを着けている人がたくさんのカメラの中で動いているのを見たことがありませんか?


この機械は、人間や動物など様々な動くものを科学的に解析して、例えば人間であればどこの関節に負担がかかっているかなどを客観的に見るものです。

VICONではこんなことができる!

  • 人の様々な姿勢を分析

  • 関節の可動域の視覚化

  • 人がバランスを取る際の筋肉の動きを可視化

など


ヒトの動きを化学的に分析できる!



他にも医療現場で使用する機器がたくさん!


呼気ガス分析装置

運動中の息(酸素摂取量や二酸化炭素の排泄量など)を測定し心肺能力をみる装置。バイク(自転車)と連動して、負荷がかかった状態の呼気ガスを測定することもできます。スポーツ指導でもよく使われています。

超音波画像診断装置(エコー)

超音波を用いて体内の病変を調べる検査機器。普通に病院に置かれている機器です。体表から体内に超音波を発信し、そこから戻ってくる反射波(エコー)をコンピュータ処理し、画像化します。その画像上のコンストラストから、筋や筋肉の動き、病変の有無を確認します。

筋電位計

筋肉が収縮する際に発生する微弱な電気を読み取り測定することで、筋力を図ったり筋機能を分析したりします。リハビリテーションの分野やスポーツ科学の分野で広く使われています。本校の筋電位計は一度に多くの筋肉を測れる最新のものを使用しています。

圧力分布測定システム

薄いセンサーシートの上に座ったり寝転んだりすることで、体圧の分布を測定し、その結果をPC画面上でさまざまな形で表示、分析するシステムです。寝たきりのお年寄りの床ずれの予防や、リハビリテーションに役立てます。


MESSAGE

from student

理学・作業名古屋専門学校 理学療法学科 2年
辻本 翔さん

第一学院高等学校名古屋キャンパス(愛知県) 出身

専門科目も福祉も学び理学療法士としての幅を広げることができます

中学時代、陸上部の活動で腰を痛めて整形外科に通ったとき、理学療法士という仕事を知りました。現在は、半日型デイサービスでのリハビリ支援の仕事に就いています。

利用者様と接する際には、本校の福祉やコミュニケーション系授業で学んだことが役に立っています。そして、動作指導や生活指導を通じて利用者様の状況が改善されたり、できることや活動量が増えるのを目にすると、この仕事のやりがいを感じます。

利用者様の支援には信頼関係が不可欠ですが、信頼関係を築くのは簡単なことではなく、その人その人に合った関わり方を見つけることの難しさに直面する毎日です。それでも、本校での実習を通じて自信がついたことで、忙しいときや難しい局面でも乗り越えられるだろうと思えるようになりました。

高齢化が進む日本では、理学療法士が働ける領域は増えていくと思います。人が歳を重ねても豊かな生活を送れるよう、理学療法士として支援していきたいです。

from ex-student

理学療法士
松田 雅也さん

リハビリ専門デイサービス みなとも 勤務
理学・作業名古屋専門学校
理学療法学科 2020年3月卒業
名古屋市立北高等学校(愛知県) 出身

年齢を重ねた方も豊かに生活できるよう理学療法士として支援していきたい

高校生の頃、サッカーの試合でけがをして治療を受けました。そこでリハビリを支援する理学療法士という職業を知り、自分もたくさんの人を助けられるようになりたいと思い、理学療法士をめざすようになりました。
現在は回復期病棟でリハビリを担当していますが、患者様一人ひとりに合わせた治療をする難しさを日々痛感しています。患者様がどのような機能障害をかかえておられるのか、その原因は何なのかといったことは、人それぞれ。同じ疾患の患者様でも一人ひとり異なるからです。

そんななかで、自分の考えをきちんともってリハビリを行い、カンファレンスなどでも自分の意見をしっかり言えているのは、グループワークやディスカッションの機会が多かった授業のおかげ。併修制度で福祉や社会保障などの知識を学んだことから、患者様に対して治療だけでなくサービスの提案などもすることができます。