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71日(月)に「学童保育に作業療法士がやって来た」の著者であり、岡山県学童保育連絡協議会会長の糸山智栄さんを始め、刈谷市で森と子ども未来会議の代表を務められる鈴木健一さん、京都の出版社のクリエイツかもがわの田島英二さんの3名に来校して頂きました。

実習より戻ってきた作業療法学科4年生5名に対して、鈴木さんからは学童保育が元々はプレハブで行われていた事や、子どもたちが自分の体を使って伸び伸びと過ごすことができる様な環境にする為に、木造建築での学童保育施設が建築されているお話などをお聞きしました。

また糸山さんからはご自身が学童保育での対応に難渋する児童を担当した際に、作業療法士から支援について言語化してもらえることで安心したエピソードや、学童保育で提供する内容と作業療法士の守備範囲の中である「遊び」と「生活=暮らし」という点に親和性を感じた事から行動を始められ、現在では様々な県の学童保育に作業療法士がおり、発達障害児の指導にあたっています。

クリエイツかもがわでは多くの作業療法に関連する図書が発売されており、どれもイラストなどが非常に豊富で学生にも手に取って読みやすいものが多く、​地域作業療法ガイドブックの​​​​​​献本も頂きました。

作業療法士を目指す学生に対して、作業療法士以外の様々な職種の方々からポジティブなフィードバックを頂く機会は非常に新鮮でした。2期の実習に向けてモチベーション高めることができ、とてもいい表情になったと教員として感じております。

また、今後も広がり続ける作業療法士の可能性に対して学生が希望をもって取り組んで頂けるキッカケとなれば幸いです。

高校生の皆さんへ

作業療法学科では、発達・精神障害・認知症に強い作業療法士の育成をするために、令和4年度より全国で唯一の心理学部併修の作業療法士養成校となります。

ぜひ、より高い専門性をもつ作業療法士を目指して一緒に勉強していきましょう!

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