作業療法士の仕事内容と魅力!患者様の笑顔が私の活力
作業療法士という職業に興味はありますか? 簡単に言うと… 作業療法士とは、患者様がやりたいことをできるようにさまざまな工夫や訓練をして、笑顔を取り戻せるようにサポートする仕事です。 この記事では、作業療法士の仕事内容や魅力、向いている人の特徴を紹介します。 作業療法士の仕事に興味がある方や医療系の仕事に興味がある方は、ぜひご覧ください。
目次
1.作業療法士の仕事内容って?

作業療法士は、身体的または精神的な障害を持つ人々が、その心身の機能を回復し、日常生活や社会生活に復帰できるようサポートする医療専門職です。
例えば...
・発達障害の子どもが、自分で靴を履けるようになる
・骨折で手が動かなくなった人が、ボタンを自分でつけられるようになる
・認知症の症状が進んだ人が、趣味の編み物を続けることができる
このように、人々がやりたいことをできるように、さまざまな工夫や訓練を行います。
作業療法士は「OT」(Occupational Therapist)とも呼ばれています。
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作業療法士(OT)の仕事内容 ①まず始めに、作業療法士は、病院や患者様の自宅を訪問して、どんなことができるのか、どんなことをしたいのか、じっくりと話を聞きます。 ②その後、筋力や体の動き、記憶力など患者様の体の状態を詳しく調べます。 ③個々の患者様に適した訓練目標を設定し、具体的な訓練プランを立てて実施します。 ④目標に向かってさまざまな訓練を行います。 例えば、食事の練習、歩行練習、ゲームなどを通して、体を動かす練習や、脳の機能を鍛える練習をします。 |
1.1.作業療法士が行う療法の種類と領域
作業療法士が行う、非常に広い範囲で適用できる治療法であり、子どもから高齢者まで、さまざまな患者様に対してリハビリが行われます。
作業療法士が行うサポートは、人によって、そして困っていることによって、色々な方法で行われます。
そのため、作業療法は患者様ごとに異なるアプローチが必要です。
治療内容は大きく4つの領域に分けて考えられることが一般的です。
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・身体障害領域 ・精神障害領域 ・老年期障害領域 |
作業療法士は、患者様が抱えている問題を解決するために、一人ひとりに合った、オーダーメイドのプログラムを作成し、訓練を行います。
2.作業療法士の4つの魅力

作業療法士として働く魅力は、専門的な知識やスキルを活かし、多様な分野で活躍できるところです。
では、実際にどのような魅力があるのか見てみましょう。
2.1.専門スキルを活かせる
作業療法士は多様な現場で活躍できる職業であり、そのため専門的なスキルや経験を活かしやすい仕事です。
・保育士資格を持つ作業療法士
児童発達支援センターや特別支援学校で、子どもの発達に特化した治療を提供することが可能
・介護福祉士資格を持つ作業療法士
介護施設やデイケアセンターで、介護とリハビリを組み合わせた支援が可能
また、さらに新しい技術や知識を学ぶことで、キャリアの幅を広げることもできます。
2.2.さまざまな人と連携して働ける
作業療法士は医療現場で医師や看護師と連携するだけでなく、患者様の退院後の生活に配慮し、介護施設や地域支援センターとの協力も求められます。
患者様の家族や友人などにも関わることが多く、多くの人と連携しながら支援を行うことができる点も、この仕事の魅力の一つです。
2.3.人の役に立てる
作業療法士は、患者様一人ひとりに対して個別のアプローチを行う職業です。患者様の生活に直接的に関わり、その変化を目の当たりにすることができます。
患者様一人ひとりが抱える悩みや目標は、十人十色。
例えば、
・脳卒中を経験し、再び箸を使って食事をしたいという方
・事故で足を怪我し、大好きなスポーツを再開したいという方
・認知症が進んで、昔のように家族と会話を楽しみたいという方
など、さまざまな方がいます。
そして、最初は箸を持つことも難しかった方が、訓練を重ねるうちに、自分の力で食事ができるようになったとき、患者様の顔には満面の笑顔が咲きます。
そんな瞬間を目の当たりにする度に、作業療法士は大きな感動とやりがいを感じるのです。
患者様の笑顔は、作業療法士にとって、何よりの宝物と言えるでしょう。
2.4.新しい発見がある
作業療法はマニュアル通りに進むわけではなく、試行錯誤しながら進めることが多いです。その中で新しい発見が生まれることも多く、患者様にとって効果的な治療法を見つけることが可能です。
・リラックスのために流した音楽が患者様に良い反応を示し、音楽療法を導入するきっかけになる
・趣味でやっていたゲームやスポーツの知識がリハビリに役立つ
正解が決まっていないからこそ、新しい方法を見つけることができる点も作業療法士の魅力と言えるでしょう。
3.作業療法士に向いている人

では、作業療法士に向いている人とはどんな人なのでしょうか?
ここでは、作業療法士に向いている人の特徴についてお話していきます。自身に当てはまるか参考にしてみてくださいね。
3.1.思いやりのある人
作業療法士に求められる資質の一つは、思いやりのある人であることです。
担当する患者様は、病気やけがによって心身に不自由を感じているため、将来に対する不安や生活への悩みを抱えることが多いです。
その結果、患者様の感情が敏感になり、時には厳しい言葉を投げかけられたり、リハビリを拒否されることもあります。
作業療法士は、患者様が抱える苦しい立場や心情を理解し、優しく寄り添うことが大切です。
相手の気持ちに共感し、思いやりを持って接することができる人は、この仕事に向いていると言えるでしょう。
3.2.忍耐力がある人
作業療法士には忍耐力も必要です。
リハビリはすぐに効果が出るものではなく、長い期間をかけて徐々に成果を積み重ねていきます。その過程で、プログラムを何度も見直したり、さまざまなアプローチを試みたりする必要があります。
また、期待通りの効果が見られないこともありますが、作業療法士にはあきらめずに粘り強く取り組む姿勢が求められます。
このように、物事に対して辛抱強く取り組める人は、この職業に向いています。
3.3.ポジティブ精神の明るい人
作業療法士は患者様を前向きな気持ちにさせることができる人にも適しています。
リハビリは痛みを伴い、精神的にもつらいことがありますが、作業療法士が患者様を励まし、元気づけることで、少しずつリハビリに前向きに取り組むようになります。
明るく、元気な性格で、他人を励ますことが得意な人は、患者様のやる気を引き出し、リハビリに取り組ませる力を持っていると言えるでしょう。
3.4.コミュニケーション能力に長けている人
作業療法士は患者様と直接対面して、長期間にわたりリハビリをサポートします。
患者様の中には発達障害を持つ子どもや高齢者など、年齢や状況に応じた対応が求められます。
そのため、作業療法士は患者様やその家族と良好な関係を築き、信頼関係を深めることが必要です。
老若男女を問わず、誰とでもうまくコミュニケーションを取れる能力は、この職業において非常に重要です。
3.5.鋭く見抜く洞察力がある人
人間の体や精神の仕組みは複雑であり、同じ病名でも患者様一人ひとりの障害の原因は異なります。そのため、作業療法士は患者様の動きや心理状態を細かく観察し、障害の根本原因を探る力が求められます。
長期間同じ患者様を担当することで、医師や看護師では気づきにくい変化を見逃さず、早期に対応することが可能になります。
また、リハビリに焦って過度に取り組んでしまう患者様の心理を理解し、無理をさせないように配慮する洞察力も大切です。
4.まとめ

作業療法士は、患者様が笑顔で生活できるよう、サポートするやりがいのある仕事です。
もし、あなたが人に優しく、相手の心に寄り添うことができ、常に成長を続けたいと考えているなら、作業療法士という仕事はきっとあなたに合っているでしょう!
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学校法人たちばな学園 理学・作業名古屋専門学校の作業療法学科では... 作業療法士×大卒×認定心理士 幅広い分野で活躍できる! 本学科では、作業療法士資格に加え、学士(大学卒業資格)と認定心理士を取得でき、 幅広い分野で活躍できる作業療法士を目指せます。 学びの特色 1.認定心理士も取得可能 東京福祉大学心理学部との併修で、 心の治療に特化したスキルを習得。作業療法士養成校で認定心理士を取得できるのは全国でも本校のみ! 2.WFOT認定校 世界作業療法士連盟(WFOT)の認定を受けた高水準の教育で、国内外での活躍が可能に。 3.多様な分野で対応力を強化 精神障害から身体障害まで、幅広い分野に対応できるスキルを養成。 子どもから高齢者まで心理と身体のリハビリに対応可能です。 心と身体のケアができる作業療法士に! 国内外で求められる作業療法士として、未来を切り拓きましょう! オープンキャンパスで、作業療法士としての未来に触れてみませんか? |
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